『発達障害の人が見ている世界』を読んで

今読んでいる別の本がなかなか進まないので気分転換に少し寄り道。この本は引きこもり本ではないのだけれど、「発達障害」は個人的には「引きこもり」と同じ線上にあるトピックで。引きこもりが始まると、周りは発達障害精神疾患を疑い、色々調べがち。

この本を読むと、やっぱり発達障害と引きこもりは関係が深そうだなと改めて感じる。特に ASD の「変化を好まない」、「嫌な記憶を忘れにくい」、「優先順位がつけられない」といった特性は、引きこもりの長期化にもろに影響しそう。

この本はもちろん「引きこもり」にはまったく触れていない。学校や職場での困りごとへの対応が書かれているだけだ。私の立場からひねくれた見方をすると、学校や職場に行けるだけでうらやましい。