『「ひきこもり」と「ごみ屋敷」』を読んで

前に見たドキュメンタリー映画『HIKIKOMORI』に出演していた日本の大学の先生を検索して見つけたご著書。「一般向け」とあり、ひきこもりの家族も読者として想定しているようなんだけど、私にはちょっと難しく。ぱらぱらとめくって目についたところだけ拾い読みするという読み方になった。

フランスのひきこもりは、自分のひきこもり状態について肯定的で、それを一つの生き方(mode de vie)として納得していることが多い、という点は、考えさせられる。我が家のひきこもりも、どちらかというと、そっち側っぽいから。でも、その場合はどういう治療を求めればいいのか、家族はどう対応すればいいのか、我が家の状況に落とし込んで理解することは私の頭では無理だった。残念。またいつか再読するかも。